ファクタリングを装う闇金の実態!手口の詳細と対策は?

最近、事業者用の金融サービス【ファクタリング】が急速に知名度を上げ、一般的な資金調達の方法として普及されていますが、そんな中でファクタリングを装うヤミ金業者が出現し、被害が目立つようになってきているので注意が必要です。今回は、ファクタリングを装うヤミ金の手口をはじめとする実態について見ていきたいと思います。

資金調達方法【ファクタリング】の仕組みとは?

まずは「ファクタリングの仕組み」を見ていきましょう。

ファクタリングとは、企業の持つ【売掛債権】を買い取るサービスのことをいいます。

その仕組みは、企業側が、取引先からの「未収金の債権」をファクタリング業者に売り、ファクタリング業者がその債権を買い取って、その対価として企業側に現金を調達するといったものになっています。

例えば、ある企業Aが「取引先Bに対する100万円の未収金債権」を90万円でファクタリング業者に売るとすれば、それを買い取ったファクタリング業者は90万円を企業Aに調達し、取引先Bに対しては後日、ファクタリング業者が100万円を請求するという仕組みになっています。

このとき、差額として生じる10万円は、ファクタリング業者の利益となります。

ファクタリングを装う闇金の手口に注意!

ファクタリングは、個人相手にお金を貸す仕組みではないため、貸金業法の取り締まり範囲外になるものです。

そこに注目した闇金業者は、ファクタリングの仕組みを悪用した営業手法を取り、ここ数年で「ファクタリングを装う闇金」が増加。
今もなおその被害が拡大する傾向にあります。

(※ただし、ファクタリングの場合でも民事訴訟で「高金利の貸金契約に準じる」と認定されたケースもあるとのことなので、完全に処罰されていない訳ではないのですが・・・)

ヤミ金業者がファクタリングを装う場合の手口としては、企業から債権を買い取った後、一定期間が経ってから利息分を上乗せした金額で債権を企業に買い戻させているというもので、これは「債権を担保にしてお金を貸し、貸した分の利息を取る貸金契約にあたる」とされ、このような手口に対し、多重債務者の支援団体などは「資金繰りに窮した中小企業が食い物にされている」と注意を呼びかけています。「早く手元に現金が欲しい」という事業者側の考えにつけこみ、法外な利息をふっかけてくる業者も多く存在すると聞きます。現在、資金繰りに悩んでる事業者の方は、こういった話に乗ってしまわないようくれぐれも注意してください。

もし、ファクタリングを装うヤミ金に騙された場合は?

もし、ファクタリングを装うヤミ金(偽装ファクタリング業者)に騙され、法外な利息の支払いによりお金をむしり取られていると気づいた時には、貸金関係に詳しい弁護士さんに相談されることをお薦めします。企業や個人事業主に対して資金調達を行うファクタリングは、個人に対する貸付を行っているヤミ金とは異なる部分もあるため、そういった理由から司法書士さんではなく弁護士さんを最初から選択しておくのが無難かと思われます。とくに個人事業主の方は、法律の専門家に相談する機会は普段それほど無い場合が多いかと思われますので、困った時にはヤミ金関連のトラブル強い弁護士さんに無料相談をし、今後の対策をアドバイスしてもらうのがオススメです。

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